ダウンロードとインストールの違いって何?

ダウンロードとインストールの違いについて知っていますか?

昔、私が初めてPCを買い、ソフトウェアをインストールしようとしたときの話。

著者
著者

「あれ、ファイルがPC上にあるのに、ソフトウェアが入ってないぞ?」

今、考えると当たり前ですが、その時の私はダウンロードとインストールの違いを知らなかったのです。それまで、スマホ(iOS)しか使ってこなかったため、ダウンロード=インストールと考えていました。

今回はダウンロードとインストールの違いについて解説していきます!

言葉の定義の違い

まず、言葉の定義としては以下の通りです。

ダウンロード

コンピュータやデバイス上にインターネットにあるデータを転送して、保存すること。反意語はアップデート。

インストール

コンピュータやデバイス上でソフトウェアを使用できるようにすること。

大きな違いは、ダウンロードが「データを転送して、保存すること」という点に対して、インストールは「ソフトウェアを使用できるようにすること」という点です。

つまり、ダウンロードの後にインストールが行われることで、コンピュータやデバイス上でソフトウェアが使用できるようになります。

デバイスによる違い

では、実際の画面上ではどう映るのでしょうか?

それぞれのデバイスに対して、Office365を入れることで試してみました。

※画面は導入するソフトウェアによって若干異なります。基本的な流れは同じです。

PC(Windows)の場合

PCの場合、インストールをしようとすると、そのデータがPC上にダウンロードされます。ダウンロードしたデータ(画像上では OfficeSetup.exe)を実行することでインストールできます。

スマホ(iOS、Android)の場合

スマホの場合、ダウンロードとインストールの作業が分かれておらず、ほぼ同時に自動で行われています。つまり、ユーザ側が言葉の違いを特に意識する必要がないのです。

  • iOSの場合
  • Androidの場合

まとめ

  • ダウンロードは「データを転送して、保存すること」、インストールは「ソフトウェアを使用できるようにすること」。
  • ダウンロードの後にインストールが行われる。
  • スマホ(iOS、Android)の場合、ダウンロードとインストールの作業が分かれておらず、ほぼ同時に自動で行われている。

今回は、ダウンロードとインストールの違いについて解説しました。この二つの言葉は明確に違うものになります。使い間違いのないようにしましょう!