MACアドレスについてご存知でしょうか?普段の生活では見ることのない単語でしょうが、身の回りに数多く存在しています。
今回はMACアドレスについて解説します。
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MACアドレスとは?
MACアドレス(マックアドレス)とは、PCなどのネットワーク機器に付いている番号です。PCだけでなく、ゲーム機(Nintendo Switch、PlayStation)やスマホなどにも付いています。原則、全てのネットワーク機器に一意な番号が割り当てられます。
MACアドレスは6個のオクテット(2進数8桁の情報量)をそれぞれ16進数2桁にして表します。
上位3オクテットはOUI(ベンダーコード)と呼ばれ、規格を管理するIEEEという組織が製造業者ごとに番号を割り当てます。下位3オクテットは各製造業者が他の機器と重複しない番号を割り当てます。この仕組みによって、割り当てられたMACアドレスは一意な番号になります。
MACアドレスは主に隣接する機器同士の通信を行う際に利用されます。
また、MACアドレスは変更することもできますが、変更後ネットワークに接続できなくなる可能性があります。設定変更はオススメできません。
その代わり、特定のOSではMACアドレスをランダム化する機能が実装されています。気になる方は「MACアドレス ランダム」で検索して、調べてみましょう。
ちなみに2進数や16進数などの表現はITの世界でたびたび登場します。
覚えておくとよいでしょう。
MACアドレスのセキュリティ
通信を行ったからといって、インターネット上の相手がこちらのMACアドレスを知ることはできません。また、相手にMACアドレスがばれたとしても、MACアドレス自体はネットワーク機器の番号なので、個人を特定することはできません。
そのため、普段の生活でネットワーク機器を利用する場合は、MACアドレスについて特に注意する必要はありません。
MACアドレスの確認方法
ここではネットワーク機器ごとのMACアドレスの確認方法を紹介します。
有線LANや無線LANごとにMACアドレスが割り当てられるため、1台のPCに複数のMACアドレスが存在することもあります。画像の場合は、名前が「Wi-Fi」で無線LANです。
まとめ
- MACアドレス(マックアドレス)とは、PCなどのネットワーク機器に付いている番号です。原則、全てのネットワーク機器に一意な番号が割り当てられます。
- MACアドレスは6個のオクテット(2進数8桁の情報量)を16進数12桁で表します。
- MACアドレスは主に隣接する機器同士の通信を行う際に利用されます。相手にMACアドレスがばれたとしても、MACアドレス自体はネットワーク機器の番号なので、個人を特定することはできません。
今回はMACアドレスについて解説しました。身の回りのネットワーク機器にはMACアドレスが付いています。
あなたの持っているネットワーク機器のMACアドレスについて調べてみましょう!