無料で利用できる生成AI 6選。画像や文章を自動生成して遊ぼう！

最近話題になっている生成AIについて、知っていますか？生成AIといっても、様々な種類があり、多くのサービスが展開されています。

今回は生成AIについて解説を行い、無料で利用できる生成AIのサービスを紹介します。

生成AIとは？

生成AIは画像、文章、音声など様々なものを生成できる人工知能のことです。大量のデータを訓練し、パターンを学習することで、同じような性質を持つコンテンツを作り出せます。

従来のAIは既存のデータから適切な回答を検索するのに対し、生成AIは新規のコンテンツを生成できます。

コンテンツの著作権と生成AIの安全性

生成AIで生成したコンテンツの著作権については文化庁が一定の見解を示しています。現在、議論されている段階ですので、今後の動向に注目です。

参考URL：文化庁（令和5年度著作権セミナー「AIと著作権」）

生成AIを提供しているサービスよっては、生成したコンテンツの権利関係に問題がなく、商用利用可としていることもあります。しかし、本当にサービスが権利関係を守っているかは不透明な部分になります。また、生成AIを提供しているサービス自体の安全性も注意が必要です。

最終的な利用判断は自己責任でお願いします。

著者

私的利用の範囲であれば、問題が起きる可能性は少ないと思われます。

無料で利用できる生成AI　6選

ここでは無料で利用できる生成AIを紹介します。

ChatGPT（GPT-3.5）

ChatGPTはOpenAI社が提供しているサービスです。GPT-3.5は質問した内容について、テキストで回答してくれます。利用するにはアカウントを作成するか、Googleのアカウントなどでログインする必要があります。

GPT-3.5以外にもアップグレード版のGPT-4.0や画像生成できるDALL・E 3がありますが、どちらも有料になります。

My Edit

My Editは台湾の企業CyberLink社が提供しているサービスです。利用するにはアカウントを作成するか、Googleのアカウントなどでログインする必要があります。

My Editではイラストを一から生成するだけでなく、既存の画像をアニメ化・イラスト化することができます。また、効果音などの音声も生成できます。

無料版と有料版（サブスク）があり、無料版は一部機能が制限されています。

Canva

Canvaはオーストラリアの企業Canvaが提供しているサービスです。利用するにはアカウントを作成するか、Googleのアカウントなどでログインする必要があります。

Canva自体は生成AI専門のサービスではなく、デザインソフトです。デザインソフトに生成AI（Text to Imageなど）の機能が搭載されています。無料版（Canva Free）と有料版（Canva Pro）があり、無料版は一部機能が制限されています。

また、商用利用について、特定の利用範囲で許可されています。

AI Picasso

AI Picassoは日本の企業AI Picasso社が提供しているサービスです。iPhoneやAndroidなどのアプリで利用できます。

Emi （Ethereal master of illustration）

AI Picaso社が提供しているサービスです。アニメやマンガのようAIアート生成に特化しています。現在、無償公開されており、無料で利用できます。

ただし、日本語版が存在しないため、英語で指示を入力する必要があります。

Microsoft Bing Image Creator

Microsoft社が提供しているサービスです。また、利用するにはMicrosoftアカウントへのログインが必要です。

また、画像を生成する際には、OpenAI社が開発したDALL・E2を使用しています。

まとめ

今回は生成AIについて解説を行い、無料で利用できる生成AIのサービスを紹介しました。

紹介したサービスのように、無料で利用できる生成AIはたくさんあります。色々な生成AIを利用して、遊んでみましょう！